ラピスラズリはパワーストーンの王道と言われていまして、東洋では最も人気のある石なんです。
しかし残念ながら日本では取れません。日本では、エメラルド、ラピスラズリ、ダイヤモンド以外の石は取れるんですが。
そっくりな石でアジュライトという石が日本でも取れるのですが、これが日本画の青い色の顔料に使われました。
ラピスラズリはアフガニスタンで良質なものが取れます。つまり古代ペルシャの周辺で良質なものが取れたんですね。ペルシャの壺などの焼物の瑠璃色というのはラピスラズリを顔料に使って焼き上げられたもので、大変美しい色です。
日本の平安時代くらいのものですが、大変美しくて、「瑠璃」という言葉の語源になった石です。濃青色、藍色の中に黄鉄鉱の粒が入っていて、星空を眺めているようだ、とも言われています。
5cm×4.2cm×2.7cm